お客様から寄せられた質問の中でよくあるものを選んで回答いたします。疑問点の解消になれば幸いです。
Q1. オアシスで使用できる犬の大きさはどの位迄ですか?
A1. オアシスは保冷剤で冷房するハウスなのでその効力を考えて今の大きさに決まりました。
対象は超小型犬と小型犬、大きさでいうと体重8kg、体高30cm位迄なら問題ないと思います。
体重9.7kgのフレンチブルドッグというお客様も居られます。
Q2. ハウス内の温度調節ができないけど、冷えすぎる事はないですか?
A2. ペットは暑いと思ったら涼しい所へ、寒いと思ったら暖かい場所へと、常に居心地のいい場所を探して移動しています。 大事なことはペット自身が自分で選択できる場所を用意してあげることではないでしょうか。
留守の間、締め切った部屋でエアコンをつけっぱなしだと、冷えすぎてしまってもペットは逃げ場所がなく体調を崩す原因になったりしてしまいます。 また、何らかの原因でエアコンが切れてしまった場合も同様です。
当オアシスは、ペットの為にお部屋よりも約8度涼しい場所を提供してあげることが目的のハウスです。
暑ければ入り、寒過ぎれば外に出て体温の調節はペット自身が行うので冷えすぎの心配はありません。
Q3. 暑い夏に留守番させるのに本当にエアコンなしでも大丈夫なんですか?
A3. 室温とペットハウスの温度差については当社の実験結果がホームページのグラフに示してあります。
建物の断熱構造や、お住まいの階層にもよりますが、お部屋の温度が38℃くらいまでならエアコン無しでも大丈夫です。
ご心配なら熱がこもり過ぎないように通風孔などを開けるなりしてお出かけください。
保冷剤の効果は8~10時間ですが、朝8時にセットしても夕方5時頃までは効いています。それ以降は室温も下がってくるのでご心配ありません。
Q4. 木製家具調のペットハウスという事ですが、結露でハウスは傷まないですか?又結露の水滴がハウス室内に落ちてこないですか?
A4. オアシスが実用化に至るまでで一番苦労したのが実は結露の問題でした。温度差の大きいところに結露が生じるのは避けられないことです。
しかし、仮に保冷剤をタオルで包み宙にぶら下げたとしたら結露の水滴はすべてタオルが吸収してくれる事になります。
宙にぶら下げることは現実的にはできないけれど、ハウス本体と保冷剤の接触部分を最小限にすることで結露の問題は解決しました。
Q5. うちの愛犬は警戒して今あるハウスの中に入りたがらないのですけど、オアシスの場合はどうなんですか?
A5. 住み慣れた環境の中に新しい物が現れると最初はどんな犬でも警戒心を示すものです。
飼い主さんが焦って無理やり中に入れようとすると逆効果でよけいに入らなくなる場合があります。
ハウスの中が快適(夏は涼しく冬は暖かい)という事が分かれば自分から入って行きます。あせらずにやさしく教えてあげて下さい。
Q6. 扇風機と併用したら効果は上がりますか?
A6. 効果を上げようとして扇風機の風をハウスの入り口に向けて当てても逆効果です。
中の冷気を追い出してしまいハウスの中はかえって温まってしまいます。
扇風機は併用しないで下さい。
Q7. 夏、車の中での留守番用として使えますか?
A7. 室内用として開発されていますので車の中での使用は危険です。
保障できません。
Q8. 子猫2匹を飼い始めました。猫は暑さに強いといいますがさすがに夏場留守を空けるのは心配です。オアシスは猫でも大丈夫なのでしょうか?
A8. 当ハウスは室内犬用に開発されたため、残念ながら猫での実験はしていません。
しかしながら、最近では完全室内飼いの猫ちゃんも増えています。そういった猫ちゃんにはエスケープできる場所として当ハウスはかなり有効なアイテムだと思います。
今後当社のホームページにも積極的に猫ちゃん用としてのアピールをして行くつもりです。
Q9. ケージ付の種類もありますがどれ位の広さなのですか?
A9. オアシスのケージは小さく中にトイレとかを置くスペースはありません。
どういう用途に使うかといえば、家族の食事でワンちゃんに邪魔をされたくない時とか、犬嫌いのお客様が来られて静かにしていてほしい時など、少しの間一人でいてほしい時に使ってくだい。
ただし犬種によっては簡単に飛び越えてしまいますがその点は悪しからずご容赦ください。
Q10. 屋外で飼っている犬にも使用できますか?
A10. 室内犬用として開発されているので屋外の風雨には耐える事ができません。
雨の当たらない土間等なら良いかもしれませんがデザイン・構造的にお勧めはできません。
Q11. 保冷剤には-16℃強力タイプとかありますが、オアシスで使用している保冷剤はどういったタイプのものですか?
A11. オアシスで使用している保冷剤は一般用です。保冷剤の種類としましては一般用の他に強力をうたった氷点下パックとか-16℃・-13℃等の物も市販されています。
当社での実験においては、強力タイプのものは一般タイプに比べて持続時間が短くペットハウスには適さないという結果が出ています。一般的な保冷剤の用途としましてはクーラーボックスのように密閉した中で使用するため冷気の放出が少なく問題は無いのかも知れません。 ペットハウスの場合は出入り口があるため常に冷気の放出は避けられません。
あくまでも当社での実験結果ですが、強力タイプは強く短く、一般タイプは弱く長く冷気を放出し、どちらもマイナスの保有熱エネルギーに大きな差は無いという結論が出ています。以上のような要因で当社では一般タイプの保冷剤を採用しています。